森の美術館

コンクリート打ちっぱなしの建物の入口に掲げられている「森の美術館」のプレート。

 

　概要

柏市に隣接する流山市にあり、2016年にオープンした「森の美術館」は、豊かな緑に囲まれた美術館です。コンクリート打ちっぱなしのユニークな建物は、無駄のないシンプルな作りの外観です。美術館に続く道の途中では、現在、大規模な中学校校舎の建設工事が進められており、完成の暁には、多くの中学生が気軽にこの美術館を訪れ、絵画を鑑賞している姿が目に浮かびます。

今回訪れた時には、企画展「画業60年～北の大地を描く～松下久信展」が開催されていました。長年雄大な北海道の景色に魅せられ、描き続けてこられた作品が多く、公募展への出品作を中心に100号サイズの大作が展示されていました。絵画を鑑賞した後には、カフェスペースで大きな窓越しに緑の芝生や里山の緑を眺めながら、しばしリラックス・タイムを満喫できます。

この美術館では、年に3～4回、企画展や所蔵展が開催されている他、森のコンサートなども開催されていますので、スケジュールを確認の上、絵画鑑賞などを楽しんでみてはいかがでしょうか。なお、（たまたま今回の企画展だけなのか）美術館にしては珍しく、フラッシュをたかなければ写真撮影可となっており、親切な応対が印象的なスタッフの方のご了解も得て、館内を撮影させていただきました。

■住所：千葉県流山市大字大畔（おおぐろ）315（地図）
■電話：（04）7136-2207
■開館時間：　夏季 10:00～17：00（入館16：30まで）、冬季 10：00～16：00（入館15：30まで）
■入館料： 大人 600円（飲み物付き）、中・高生 300年、小学生以下 無料
■駐車場：　7台
■URL:　 森の美術館（森の美術館HP)
■その他：　アクセス方法や休館日などの詳細はURLでお確かめください。

 

入口から入った左手にある受付。受付の前にはカフェスペースが、奥には展示室が見えます。

 

展示室（その1）

展示室（その2）

 

展示室（その3）

 

展示室（その4）

 

当日は、松下久信展が開催されていました。

 

展示室から見たカフェスペース。壁面には小品が飾られています。

 

カフェスペースからは、大きな窓越しに緑豊かな芝生や林が楽しめます。

 

カフェスペースからコーヒーセット越しに庭を眺めた光景です。

 

 

屋外から美術館を眺めた光景。時期によっては、庭にパラソルを広げ、お茶を飲むことができるようです。